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- 用手的リンパドレナージ【上肢】
上肢へのリンパドレナージ
上肢へのリンパドレナージは、乳がん手術によるリンパ浮腫、腕の浮腫、首・肩のこり、不快感など、上半身で起こる様々な症状改善に効果的な手技です。専門家によるマッサージや手技にて、リンパ液の流れを促進し、余分なリンパ液を排出することが目的となります。
上肢へのリンパドレナージの基本手技
上肢へのリンパドレナージには、以下のような基本的な手技があります。
リズミカルな圧迫法
指先を使って、リンパ管を軽く圧迫する。
ストレッチ法
リンパ管を引き延ばして伸ばし、リンパ液の流れを促進する。
稲妻状の動き
手の平を使って、リンパ管を上から下に向かって刺激する。
撫でるような動き
手の平で軽くリンパ管をなぞるように刺激する。
上肢へのリンパドレナージの流れ
上肢へのリンパドレナージの一般的な流れをご紹介します。
※個人の状態によって、流れが異なる場合があります
Step01
首
顎から首筋にかけて、手の平を使ってリンパ管を刺激します。
また首筋から鎖骨の下まで移動して、同様に刺激します。
Step02
腕
脇の下から肘まで、手の平でリンパ管を刺激します。
次に手首へ移動して、同様に刺激します。
Step03
胸
鎖骨の上から胸の中央に向かって、リンパ管を刺激します。
Step04
背中
肩甲骨の下から腰まで、手の平でリンパ管を刺激します。
Step05
腹部
お腹の下から上に向かって、手の平でリンパ管を刺激します。